11 棚田倶楽部 - *giftrip
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LIFE

SOYBEAN FIELDS TRUST& MISO MAKING

東京から最も近い棚田に畑を持ち
自分だけの大豆を育て、収穫し、
味噌に加工して食べよう

東京から最も近い棚田として知られる大山千枚田。千葉県指定名勝に選ばれる絶景スポットですが、後継者不足が深刻化しています。
そこで、田を1枚ごとに貸し出すオーナー制度を導入。放置期間が長く、田として修復できなくなってしまった土地は大豆畑として活用しています。夏〜冬の4回通い、畑で自分の大豆を育ててみませんか。

大豆作りを通して、田舎に 自分の居場所を持とう

東京から最も近い棚田として知られる、大山千枚田。千葉県指定名勝に選ばれる絶景スポットだが、地形上機械が入ることができず、手入れにとても手間がかかる。少子高齢化や離農も相まって管理する人がいなくなってしまったところを「どうにかしたい」と感じた地元の人たちが有志で集まり、NPO法人大山千枚田保存会が生まれた。

しかし、保存会のメンバーだけではこの広大な棚田をとても管理しきれない。そこで、20年前から始めたのがオーナー制度だ。農業や米作りに興味がある都会の人たちに棚田のオーナーになってもらい、年に7回、田植えや草むしり、収穫などに通ってもらう。ただ単に稲作に触れることができるだけでなく、“田舎に自分の居場所ができる”と人気を集め、今では162組・375枚の棚田でオーナーによる米作りが行われている。

棚田のオーナー制度により、多くの田が息を吹き返したが、中には放置期間が長かったため、田に戻せなくなってしまった土地もある。そんな遊休農地を活用するために始まったのが、大豆畑トラストだ。
年に4回この地に通い、自分で大豆をまいて収穫する。さらに、棚田の米からできた麹を用いて、収穫した大豆を味噌にする。豊作の年は、1口の土地で10kgほどの味噌になると言う。

自分が食べるものを自分の手で作る。しかし自分ひとりで行うのではなく、そこに住む人たちやオーナーたちとの交流がある。
「自然と寄り添う暮らしをしてみたい」「都会とは違うコミュニティに所属したい」と感じたら、大豆畑トラストを通して田舎に自分の居場所を作ってみてはいかがだろうか。

自らの手で育て、収穫し、食す

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experience大豆畑トラスト

7月上旬種まき、8月草取り、12月収穫、1月味噌作りの計4回のプランです。大豆畑1口分のオーナー権が付いており、複数人で訪れて作業をしても問題ありません。
また、棚田の向かいにある「棚田カフェ ごんべい」では棚田で採れた米・大豆を使用したおにぎり・味噌汁を食すことができます。作業で目一杯身体を動かした後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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