鴨川市出身で、10歳の頃にサーフィンを始めたというオーナー。20〜35歳くらいまでプロサーファーとして活動していた。引退後、サーフボードを作ったり、知り合いのサーフショップでサーフレッスンのインストラクターを務めたりした後、2017年に独立。現在は、KAMOGAWA SURF LESSONを1人で経営している。

プロ時代にハワイやカリフォルニア、バリなど、サーフスポットとして名高い世界の海を訪れたオーナー。数々の海を経験した上で感じる鴨川の海の魅力は、3つあると言う。

1つ目は、町と海が近いということ。レッスンを行う前原海岸の前には、お洒落なカフェやサーフショップ、別荘が建ち並ぶ。道と海の間に植えられたヤシの木も相まって、まるで南国リゾートのようだ。

2つ目は、透明度が高く、冬場でも水温がとても高いということ。さらに、海底が砂であるため、水中でブーツを履く必要もない。1年を通して、サーフィンを楽しみやすい環境なのである。

3つ目は、初心者用・上級者用など、様々なポイントがあるということ。スキルやレベルに関係なく、純粋にサーフィンを好きな人たちが長く通うことができる場所だ。

「ひとりでも多くの人にサーフィンの楽しさを知ってほしい」と話すオーナー。8〜9割の人が、初めてでも立つことができると言う。立てた時の達成感や、体験後の心地良い疲労感に、精神的なデトックス効果を感じ、本格的にサーフィンを始める人も少なくない。
まずは“波に乗る”ということの楽しさを、鴨川という最高の環境で味わってみてほしい。

初めてでも、ほとんどの人が立てる